【モノづくりが好きな人へ】モノづくり×医療【靴職人編】

モノづくりが好き!それに、人の役に立つ仕事がしたい。

そんな自分に合う仕事はないかなぁ。

ありますよ!!

今回は、「モノづくりが好き」「人の役に立ちたい」

そういった仕事を探している方にオススメの職業を、実体験を交えて紹介します。

 

本記事の内容は以下の通りです。

 

靴職人について

まず始めにオススメするのが、靴職人です。

私自身、「モノづくり」が好きで、「人の役に立ちたい」と考えていたので、

靴職人について徹底的に調べ、実際に働いている方に話を聞きに行きました。

今回は靴職人の魅力をお伝えします。

 

靴職人の魅力

靴職人の最大の魅力は、

「靴を1から自分で作ることが出来ること」です!

まさに、無から有を生み出す感覚ですね。

ただ、靴職人と一言にいっても、様々な働き方があります。

靴職人の働き方
  • 1から靴を作り上げる「靴製造」
  • 壊れた靴を修復する「靴修理」
  • 靴に加工を施す「靴加工」

 

靴をオーダーメイドで作るイメージの強い靴職人ですが、そればかりではありません。

靴に対して、修理や加工など、さまざまなアプローチがあります。

実際職人さんの中では、これらの作業を複数行っている方もいます。

そして、それぞれの働き方に魅力があるので、1つ1つ見ていきましょう。

 

靴製造の魅力

靴製造の魅力は、繰り返しになりますが、なんと言っても

「1から靴を作り上げること」ですね。

靴職人の職業イメージは、靴製造のイメージが強いのではないでしょうか。

 

お客様の足にぴったりの、「世界でたった1つの靴」を作る。

それを1から形にしていく作業。

それはもちろん簡単ではありません。

お客様の足の形を採り、靴のデザインを決め、どのような機能を持たせるかを考え、試行錯誤しながら製作に当たります。

そして、工夫を重ねて完成した靴を履いてもらい、お客様の喜ぶ顔を見たときには、この上ない達成感があるでしょう

 

そして、世間に腕前が評価されれば注文は殺到し、高収入になる可能性もあります。

もちろんその道は険しいですが、自分の力で靴を仕上げ、それが認められる喜びは大きいものです。

ただし、企業に入った場合、工程別で仕事が分かれる場合があり、総合的な技術は身につかないので注意が必要です。

 

靴修理の魅力

靴に思い入れがある方は多いです。

長年履いた靴は愛着も沸きますし、その靴が他のどんな靴よりも履き心地が良い、という方もいます。

そのため、靴修理の需要は多くあります。

 

靴修理の魅力は

「お客様の思い出の修復」です。

靴にはさまざまな思い出が詰まっています。

靴は壊れてきたら捨ててしまう人が多い中、修理しようと思う靴には、それだけ想いが詰まっています。

また、修理に来られるお客様は、修理が出来るのか不安をお持ちの方が多いです。

 

そんなお客様に、出来るだけ元の形に近い状態でお渡しすると、非常に喜ばれます。

大切な思い出が詰まった靴の修理には、それだけの価値があるのです。

 

靴加工の魅力

靴加工については、あまり知られていないかもしれません。

例えば、両足の長さが違う脚長差があるお客様の靴に、靴底の加工で高さを調整したり、

身体が傾きがちな方には、靴底を広くしたりと、その方の身体状況に合った加工を施します。

 

これは、医療分野と近い業務内容になってきますが、

お客様が抱えている悩みを、靴の加工によって解決を目指します。

もちろん、どんな状態にはどんな加工が有効なのか、深い知識が必要であり、誤った加工をしてしまえばお客様を傷つけてしまう可能性すらあります。

重い責任の伴う仕事ですが、それだけにお客様の状態が良くなったときの達成感は大きいです。

 

靴職人になる方法

では、靴職人になるにはどうしたらいいでしょうか。

実は、靴職人には特別な資格は必要ありません。

 

技術を身に付けてしまえば、誰でも靴職人を名乗ることができます。

では、どうやって技術を身に付けるのか。

3つの方法をご紹介します。

  1. 専門学校で学ぶ
  2. 靴教室に通う
  3. 靴工房に弟子入りする

 

1つ目は、靴職人になるための専門学校で学ぶことです。

そこで靴作りの理論や、実際の製作技術を身に付け、靴工房などに就職します。

 

2つ目は、靴教室に通うことです。

いくつかの靴工房では、靴の製作技術を教える教室を開いています。

そこで、靴の作り方について1から学ぶことが出来ます。

ただ、学校ほどトータルサポートをしてくれるわけではないので、ある程度すでに知識がある人向けと言えます。

 

3つ目は、靴工房への弟子入りです。

実際に靴工房で働いている方に弟子入りし、直接その技術を学びます。

ただし、弟子入り期間は収入も見込めないので、ある程度貯金が必要でしょう。

 

全てに共通して言えることですが、学んだからといってすぐに靴職人として活躍できるわけではありません。

現場でさまざまな技術を身に付けることで、第一線で活躍する靴職人に近づけるでしょう。

 

 

まとめ

靴の世界は非常に面白く、

また私たちに大きな影響力をもった存在です。

足は「第2の心臓」とも言われており、足から身体への影響は非常に大きいもの。

その足に最も影響を与えるものが「靴」です。

 

靴は身体的な影響はもちろん、心的影響も与えます。

お気に入りの靴を履いて出かける日は、ウキウキしませんか?

靴屋さんで、素敵なデザインの靴を見つけたとき、心躍りませんか?

靴は毎日使うものであり、私たちを運んでくれる存在です。

そんな靴を作ることの出来る靴職人は、とても魅力的なお仕事だと私は考えます。

この記事が考えの一助となれば幸いです。

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